ちの動物病院
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超音波検査(エコー検査)

超音波画像診断

超音波検査は他の機器と比べ、
動物たちに負担をかけずに多くの情報を得ることができます。

最近の動物の超音波検査技術は飛躍的に上昇しており、
体のほとんどの臓器を診ることができるようになってきています。

麻酔も必要とせず、無害な超音波を使用するため、
大きな侵襲もなく検査できます。

超音波検査の例

1、心臓
2、肝臓(胆嚢)
3、
4、腸管
5、副腎
6、膵臓
7、腎臓
8、膀胱
9、腹水


<心臓
の超音波検査>




小型犬にとくに多い僧房弁閉鎖不全症の画像です。

血液の流れに色を付けて見ることができます。

それにより、異常な部分が黄色や緑色のモザイク模様で表されています。

ワンちゃんネコちゃんの心臓病では、
超音波検査が診断・治療の上で大きな役割を果たします。

<肝臓
(胆嚢)の超音波検査>





肝臓の超音波検査は、
肝臓の腫瘍や血液の流れ方などを判断するのに非常に有用です。
上の写真は正常な肝臓、真ん中の写真は肝臓の中にある胆嚢の異常を示しています。
一番下の写真は胆石です。

動物にもヒトと同様に胆石症という病気が存在します。
ヒトと同じで、不規則な食生活によっても発症すると言われています。

胆嚢の中に胆泥という泥や胆石があると、
肝臓の血液検査の数値が上昇し、
吐き気などの症状を示すことがあります。




<の超音波検査>
 




眼の超音波検査でも、
全身麻酔などは必要としません。

超音波検査は眼の内部を観察するうえで、
非常に有用です。

この写真は眼の中の虹彩という部分の腫瘍です。 



<腸の超音波検査>
 



胃腸も超音波検査で見ることができます。

重度の腸炎があると、
通常はほとんど真直ぐの腸管がくねくねと曲がって見えることがあります。


 <副腎の超音波検査>

 



左右の副腎です。

ワンちゃんではヒトに比べて、副腎に異常をきたすクッシング症候群という病気が多くみられます。

クッシング症候群では副腎の大きさに異常がみられることが多いため、
超音波検査での副腎の大きさの確認が重要となってきます。

上の写真が左の副腎、下の写真が右の副腎です。

 


<膵臓の超音波検査>





膵臓は十二指腸にくっついており、
超音波検査は、
膵臓の炎症などを明らかするために有用です。

この写真は炎症のある膵臓であり、
正常な膵臓より白く、大きく見えています。




<腎臓の超音波検査>
 




腎臓の超音波検査では、
腎臓の形、大きさなどを中心に診ていきます。
腎臓の病気は高齢の猫ちゃんに非常に多いため、
原因を判断するうえで、有用です。
 


<膀胱の超音波検査>


 



膀胱の超音波検査です。

液体は通常真っ黒に見えるので、
膀胱内の尿は黒くうつってます。
膀胱内の石は白くうつり、
その下に黒い筋を引くことが多くみられます。
 
<腹水>




超音波検査では腹水の確認もできるため、
超音波の画像を見ながら針を刺して腹水を抜くことも可能です。
胸の中にたまる水(胸水)の確認も可能です。